お子さまの歯について・・・
■ 子どもの歯の虫歯が気になる
■ 乳歯がグラグラしている
■ 子どもの歯並びが気になる
■ 子どもが歯をぶつけた
というようなことでお悩みの方
子どもの虫歯について
一般的に、虫歯が多いお子さんは虫歯菌が多い、間食が多い、糖分の摂取量が多い、という傾向がありますので、赤ちゃんの頃に親から虫歯菌を移さない、糖分の多いものを頻繁に与えないなど、注意をする必要があります。
子どもの虫歯は気づきにくく、奥まで進行しやすいので、定期的に歯医者でチェックを受けることが大切です。
虫歯が見つかったら早めの治療が理想的ですが、嫌がるのを無理やり行うと歯医者嫌いになってしまうリスクがあるので、お子さんの様子を見ながら慎重に治療を進めていきます。
歯の生え変わりについて
乳歯から永久歯への生え変わりは、6歳前後より起こり始めます。
大抵の場合は自然に放っておいてもうまく生え変わりますが、乳歯にひどい虫歯があったり、永久歯の埋まっている位置がずれていたりすると、生え変わりに異常が起こり、うまく生え変わらないことがあります。
そのため、定期的に歯科を受診して生え変わりの経過を観察し、その都度対処することが大事です。
子どもの歯並びについて
歯並びが悪くなる原因としては、指しゃぶりなどの癖、生え変わりの異常、遺伝など様々ですが、多くの場合は遺伝よりも後天的な原因で起こっています。
そのため、口元や顎に力のかかる癖を早期に直す、生え変わりの異常を早期に見つけて早めに対処する、といった対策を取ることで、歯並びが悪くなるのを防ぐことが可能です。
もし既に歯並びや骨格に異常が出始めている場合でも、子どもの時期から矯正治療を行うことで、永久歯が揃ってから治療を行うよりも簡単に、費用を抑えて、お子様にもストレスをなるべくかけずに治していくことができます。
お子さまが歯をぶつけた場合
特に小さなお子さんは、転んで前歯をぶつけることがよくあります。
衝撃の程度により、歯が抜けてしまったり、グラグラになってしまったり、特に異常はなさそうだったり、と症状は様々ですが、見た目に異常がなさそうでも、歯の内部に問題が起こっていて、しばらくしてから歯の色がグレーっぽく変色したり、根の先端に膿をためたりすることがあります。
また、奥に控えている永久歯の生え変わりに問題が起きるケースや、変色をすることもあります。そのため、お子さんが歯をぶつけたら、念のために歯科を受診することをお勧めします。
お子様の歯を守るために・・・
歯には乳歯と永久歯があります。生後半年ぐらいから生え始めて、10歳ぐらいまで使う乳歯と、6歳ぐらいから生え始めて一生使う永久歯。どちらも重要な歯です。
いずれ抜けてしまう歯といって乳歯のケアを怠っていませんか?
乳歯が虫歯になると、永久歯の生え方や顎の発育に大きな影響を及ぼします。乳歯は歯質が軟らかく、虫歯になりやすいのです。虫歯になってしまうと、乳歯の下で永久歯が出てくる準備ができなくなるというわけです。
虫歯の予防、早期発見のためにも、お子様の定期検診をおススメしています。お子さんの歯について、何か不安な点やお困りのことなどありましたら、いつでも当院にご相談ください。